ドイグ・MOMAT・北脇昇展

皇居に隣接した東京国立近代美術館でピーター・ドイグ展MOMAT(常設)展北脇昇展を観覧した。ドイグ展はこの日曜日まで、国立工芸館は金沢に移転ということでギリギリとなった。雨にもかかわらず観覧者は多かった。

NHK「日曜美術館」で予習済みのドイグは今回の目玉で同年代の英国人だが、シンプルに壁いっぱいに広がる作品の大きさに驚いた。写真も撮り放題で拡散を奨励しているし、「真夜中のカウボーイ」「東京物語」など映画のポスターの小品も多くのファンが見ていた。

MOMAT常設展も4階から2階まで時間軸で展示があり見応えがあった。作家も作品も多種多様、こちらも日本初の国立美術館に相応しく、美術史を振り返るにはこの時間だけでは難しい。また訪問する必要がある。

最後に鑑賞した北脇昇「一粒の種に宇宙を視る」展だが、こちらも日曜美術館で予習済み。戦争・数学・科学の影響を受けたシュールレアリズムということだが、肌が合うというか今回は一番惹かれた。晩年の自画像は人生の最期を描いていて痛々しく写真には撮れなかった。

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