月別アーカイブ: 9月 2021

職場検診

コロナの影響もあり、職場で検診を受けるのも久しぶりのような気がする。キャンパス内で行ったので、順番待ちの間に保健センターが教職員を対象に行った研究成果報告のPPTが流れていた。それによると、50歳を超えた男性は、血圧、血糖値、心電図など検診対象の値が全国平均より高いらしい。

大学という職場は世間一般に比べてストレスが高いのか逆に低いのか正直よくわからない。しかし、多くの値が平均以上というのはなんらかの要因があるのかもしれない。実感としては、業務時間が不定期で規則正しくはないということか。

昨年病院で受診した人間ドックと比較すると、通り一遍の検査であるがどこに地雷が埋まっているか分からないので受診はしておいた方がよいだろう。

50肩対策

60過ぎて初めて50肩になったようだ。低周波パッドは効果満点。特撮ヒーロー変身グッズではない。

アートの価値と価格

美術手帳 2021.10ではこの命題に多方面の取材により接近を試みて読みごたえがあった。自分も、2021年2月に「アート作品の市場価格はどうやって決まるのか」(日本マーケティング学会)というペーパーを書いていたから時宜を得た企画だと思った。

https://bijutsu.press/books/4842/

感想としては、シンプルな説明はできないということ。特に、アーティスト、画商、研究者、学芸員など立場を変えればそれぞれの見方があり、統一見解がない。さらに、経済理論など一つの理論で説明をすることを避けようとする業界であるということだ。

むしろ「業界」という言葉も不適切なんだろう。ここでは、あくまで同じカテゴリーにいそうな「個」が離合集散を繰り返している集合体をアートという言葉でくくっているように感じた。ビジネスという立場から見れば、簡単に取り扱えない難物である。

価格付けについての論の一つには「ギャラリー」vs「オークション」があり、”Talking Prices”という書籍からの理論が紹介されていたが、こちらではギャラリー側の価格付けの方が正当性が有るというニュアンスだった。しかし、これもあくまで相対比較でありビシッと理論で裏付けているわけではない。

また、最近流行の「アートとビジネス」についての批判、「大学教育」に関する批判の記事もあり、自分としては大いに参考になったが、そこで “so what ?” に対する具体案は用意されていない。人を頼りにせずに問題を感じている人自身で解決するという、アーティスト的な方法論が必要だということか。

最近の課題曲

今更だけど、この曲の偉大さに気がついた。ジミー・ペイジは当時20代後半、よくまあその若さでフォークとロックを組み合わせた壮大な組曲を作ったものだ。50年前に発表された訳だが今もこれを超える長尺の名曲は少ない。シングル盤としては発表していないので当時ヒットチャートには載っていないようだ。

途中によく分からないが変拍子が色々入っているので正確なコピーは至難の業だ。また、ロバート・プラントの歌詞も難解で今でも歌える人は少ないのではないか。ライブではたった4人でこれだけの曲を演奏しきってしまう凄さ。

青空朗読

ウォーキングをしながら「読書」が流行っていると聞いて有料のサービスを受ける前に、無料の青空朗読を試してみた。このサービスの良いところは、ダウンロードしたファイルを聞けるのでスマホの通信状態を気にしないで良い。

オープンエア型のワイヤレスヘッドフォンを用いてみたけど、都会だと時々入る騒音で全部を集中して聴くのは少々難しい。作品や読み手にもよると思うのでもう少しいろいろと試してみる。

16人の女性アーティストの展覧会

六本木の森美術館で世界の16名の女性アーティストの企画展を見た。コロナで海外の作品交流が困難な中でのこの企画展開催は簡単ではなかったと想像する。事前に知っていたのは、三島喜美代位だが、なんと全員70歳を超えていていまだに精力的に制作活動を継続している。

ここの作品もさることながら、各コーナーに彼女たちのインタヴュービデオが流れている。特に、「アートとは」、「どうやって制作をするのか」という根源的な問題や、女性ならではの抑圧を受けた経験談は今だから言える生の声として面白い。

自分が引っ掛かったのは、アルピタ・シンというインドのアーティスト。一枚の絵に多くの題材を描いたメッセージ性、政治的な主張が多い画風でインドの女性が置かれている立場を表していて勉強になった。

馬券売り場と馬肉専門店

思いは走馬灯のように巡る

阿吽

獅子と狛犬のコンビ

木こりのロウソク

ホームセンターでアウトドア用品を見るのは楽しい。

果樹農園

とてもモダンなスタイルの農園、収穫と製品加工の両方にこだわって経営されている。